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思い出 [課題]

リスニングセミナーでは、母についてのことが扱われた。

そのような訳で母との関連で昔を思い出したり、想像したことがあったので書いてみます。

書いてゆくことにより、私の肩の荷の一つが見つかるかもしれない気がしたからです。

因みに私の母は元気で近くに父親と二人で暮らしています。

まず、こんな事が頭に浮かびました。

母は7人兄弟姉妹の長女です。戦後まもないことだと思いますが、中学時代に実の母(私の祖母)を亡くしています

しかし、母は私の前で、今まで一度もこの祖母のことを話したり、懐かしんだりしたこともありません。だから私は祖母の名前すら最近まで知りませんでした。私は無意識に、祖母について母に尋ねることを憚ったというか、気を使っていたのかも知れません。

祖母の死は母にとって悲しかったに違いないのでしょうが、息子に話しても仕方の無いことだからと思っていたのかもしれません。

祖父は祖母を亡くしたあと、祖母の妹(母からすれば叔母にあたり、母とは10歳も離れていません)を後添えにしました。この人が私の現在の祖母であり、私の母の母です。

母の精神的な支柱はこの祖母だと思います。子供の頃から今でも、50年にもわたり、近くに住む祖母の家に用もないのに寄り、色々話しながら笑ったりしています。

子供の頃思い出すと、祖母を相手に良く話し、笑い転げている、大笑いしている母の姿が思い出されます。

祖父についても簡単に触れておきます。

20数年前に他界した祖父は明治の人で、ゴッドファーザーのように、恐くて、強い、存在感のある人でした。母は慕っていたようでしたが、祖父の言うことに返答返し(違うことをいうこと)は許されないと思っていたそうです。

身びいきもありますが、私は祖父のような存在感のある人に今まで出会ったことは無いように思います。祖母に言わせると、祖父は40歳近くまでは、いったん、怒り出すと、とても恐かったようなことを話していました。ハンティングや、彫刻や、将棋が趣味だったように思います。祖父は自分で会社を起こし、商売をしていましたし、母の兄弟もそこで働いていました。母の理想の男性は、無意識の中では、この強くて恐い祖父だったように思えてなりません。

祖父の亡くなったとき、母は50歳くらいだと思うのですが、私達、家族の前では特に悲しみに打ちひしがれる風でもなかったように思えます。

また、母の兄弟の何人かは、体力もあったにも関わらず、病気で20歳代、30歳代でそれぞれ無くなっています。祖父がなくなるもっと以前です。近年も肉親の死がありました。

こうしてみると、母の周りには、肉親の死が相次いでいたことがあらためて分かりました

私は高度経済成長期にこの世に生まれ、その中で子供時代をすごしているからだと思っていたのですが、祖父の家族は明るく、勢いに満ちていたように思っていました。私もその中で大変可愛がられて育ったように思っていたのですが、悲しみの歴史もあったことがあらためて分かります。

私が母だったら耐えられないような悲しさかも知れません。

私は子供の頃長いこと、アレルギー性の喘息や扁桃腺炎で大変病弱な方でした。見た目の身体はしっかりしているし、明るいし、イタズラは人並み以上にするし、悪態はつくし・・・。

その時は分かりませんでしたが、今思うと母は私のことが大変心配だったと思います。私の上にもう一人いたようですが(流産だと思いますが)、一度も話しを母から直接きいたことはないのでよく分かりません。私を死なせるわけにはいかないというような必死の強い思いもあったのかも知れません。

怒りと笑いの感情が中心で、悲しい、切ないなど、いたずらに悲嘆、心配な感情は出さない母です。怒りの感情が蓋となり悲しみや不安を抑えていたのかも知れないように思います。

私は色々あり、46歳になって初めて子供を授かりました。子供がちょっとした風邪で、苦しそうに寝ているだけでも、どうにも辛い気持ちになってしまいます。この気持ちを押し殺します。身体が締められるような感じがします。

私の場合は、周囲からみて心配性であることが周囲からも見てとれます。

母は、泣く、悲しむ、愚痴をこぼす、心配で動揺することが無かったということでしょうか。そのような感情を押し殺していたのでしょうか、それとも動揺しない精神を作り上げていたのでしょうか・・・

私の場合は、どうしても母のように強く振舞うように必死になりますが、上手くいかず自分を責めてしまいまうこともあります。

私は深い所での共感が得られないと、我慢疲れで辛い感じがしてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 


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