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寅次郎恋歌 [課題]

1971年 男はつらいよ マドンナ池内淳子 名優 志村喬 出演の作品です。

9月の長雨。お客の入らない旅芸一座を寅さんが尋ねるオープニングから印象的な作品です。
旅。家族のように寄り添う一座の人々。寅さんとの心が触れ合うやり取り。
人間は一人で生きていくものではない、家族、家族のような愛で繋がった人と寄り添って生きるのが自然な姿というようなテーマを感じさせるオープニングである。雨である所がまたいいですね。

印象に残った点はいくつもあるのですが、その中でも・・・いくつか

泣いた箇所
酔った寅さんが、仲間を連れて、夜遅く団子屋に帰ってくる。
酔った勢いで、さくらに歌を無理に歌わせようとする。止めるおいちゃん夫婦
さくらがしみじみ歌うのは「かあさんの歌」
聞いているこちらまで、しみじみ懐かしさ、温かさが伝わってくる。
騒いでいる3人は、日々のつらい労働や、淋しさを酒で紛らわしているのか、歌声を聞いてしみじみしてお開きになってしまう。旅にでる。

感じた箇所
さくらの夫の博の父役(哲学者役)に志村喬。今回は博の母が亡くなる。
通夜か葬式の晩。大学出の博の兄夫妻は、相続の話。なくなった母さんは幸せだったと言う兄。
欲の少ない女性だったという父。ここで博が、母さんは幸せなんかじゃなかった。自分を押し殺し、皆につくしてだけじゃないか、そんなことも分からないのか。。と身体中から訴えていく。

葬式も終わり、皆が帰り父、一人になって淋しいかと思い、さくらが電話を入れるとそこに、寅さんがいる。
それも楽しげに、博の父が寅さんのごはんの世話もしている。
淋しい、辛いと感じている人のそばには、相手に負担を感じさせないように寄り添う寅さんの姿に、あぁと感じてしまう。
夜の二人の会話。
志村喬が、自分に言い聞かせるがごとく、寅さんに語るセリフがまたいいです。
知らない土地、暗い夜、トボトボ歩く、灯りがもれる家、りんどうが咲き誇る庭。
「人間は絶対に一人じゃ生きていけない。人間は人間の運命に逆らっちゃいかん。
そこに早く気がつかないと不幸な一生を送ることになる。」

マドンナ(池内淳子)は、小学生の子供を一人抱え、女手一つで喫茶店を柴又にオープンしたばかり。
子供は、皆と馴染めず、どうしたものかと、心を痛め、女親一人だからだろうかと自分を責め。
お金の工面で苦労し。その子供の心を寅さんが開く。お金も何とかしようと奮闘するけど駄目。
そんな晩。マドンナの庭先。りんどうが月明かりに照らされ、マドンナと寅さんの会話。
辛い気持ちでも健気に頑張っているマドンナへの、この寄り添い方がどうにもいいですね。
人と人のつながり、本来の有り様を感じでしまいます。








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